富士ソフト株式会社は2025年12月12日、SalesforceのAIエージェントプラットフォーム「Agentforce」の導入支援ソリューションの提供を始めました。社内検証では、営業ロールプレイング支援やMicrosoft Teamsの会議録画・議事録と連携した顧客・商談情報の自動入力により、関連業務の工数を最大90％削減できる可能性が確認されています。
背景として、調査会社アイ・ティ・アールの推計では国内のAIエージェント基盤市場の売上は2024年度に1億6,000万円と前年度比8倍に拡大し、2029年度には135億円に達するとされています。営業現場でもリード獲得や商談管理が複雑化しており、自律的に業務を代行するAIエージェントによるDXニーズが高まっています。「Agentforce」は自然言語で設定できるAIエージェント基盤で、見込み客対応を自動化する「Agentforce SDR」や営業スキルをコーチングする機能を備えます。
富士ソフトは約170名のSalesforce技術者と累計300件超の資格を持ち、2011年から同製品の導入支援を展開。新ソリューションでは、AI活用方針のヒアリングから既存システムの解析、導入ロードマップ策定、API連携やデータ整備などの構築支援まで一括で対応し、無料相談も用意します。今後は提案書自動生成や市場調査支援などユースケースの検証を進め、さまざまな業務システムと連携する統合プラットフォーム構築を通じて企業の営業DXと生産性向上がどこまで進むかが注目されます。
【サービス情報】
富士ソフト「Agentforce導入支援ソリューション」
提供開始日：2025年12月12日
価格：個別見積り
公式サイト：https://www.fsi.co.jp/Salesforce/
source: PR TIMES