AI搭載ビデオ会議端末を手がけるDTENは、27インチのオールインワン端末「DTEN D7X 27」を2025年12月12日に国内発売しました。フルHDタッチディスプレイと3カメラ、8マイク、ステレオスピーカー、64ビット8コアプロセッサを一体化し、Zoom Roomsに対応するほか、USB‑C接続によるPC給電（最大65W）とBYOD利用に対応します。価格はオープンで、国内の販売代理店経由で提供されます。
AI処理を高速化するプロセッサにより、参加者自動フレーミングやノイズリダクションなどの機能を実装し、空調音やキーボード音を抑えながら会議音声を最適化します。27インチの横型タッチパネル1台で、ビデオ会議、ホワイトボード、コンテンツ共有まで完結できる設計とし、エグゼクティブオフィスや個室ブース、ホットデスクなど限られたスペースを想定しています。
接続面では、USB‑Cケーブル1本でPCと接続し、電源供給と同時にカメラ・マイク・スピーカー・タッチ機能を利用可能です。Zoomに加え、Direct Guest Join機能によりMicrosoft Teams、Google Meet、Webexなど主要Web会議サービスにも参加でき、ハイブリッドワーク環境でのマルチプラットフォーム利用を想定しています。
運用面では、エンタープライズ向けのセキュリティ設計を採用し、デバイス管理プラットフォーム「DTEN Orbit」と連携することで、複数拠点に設置した端末のファームウェア更新や設定変更をリモートで一元管理できます。標準で1年間のメーカー保証と無償版Orbit Basicが付属し、最大4年までの延長保証と有償版Orbit Proへのアップグレードも選択できます。
スリムな筐体はスタンドアロンの会議専用端末だけでなく、デスクトップモニターや店舗・自治体窓口の無人受付、観光案内、デジタルサイネージ、フリーアドレス席の予約端末など、多用途での利用を想定。VESAマウントに対応し、市販のキオスクスタンドや別売デスクスタンドへの設置も可能です。人口減少による人手不足が進む中、遠隔地からの高品質ビデオ通話で対面業務を代替・補完するソリューションとして、企業や自治体での採用拡大が見込まれます。
【製品情報】
製品名 DTEN D7X 27
発売日 2025年12月12日
ディスプレイ 27インチ フルHDタッチ
接続 USB‑C（給電最大65W/BYOD）、Zoom Rooms対応
詳細仕様 https://www.dten.com/ja/products/dten-d7x-27/#specs
source: PR TIMES