新しい未来のテレビ「ABEMA」を運営する株式会社AbemaTVは、全国の20〜40代女性600人に「誰かと語りたくなる人生テーマ」を尋ねたところ、全世代共通の最多は「お金・将来の不安」で42.8%だったとする調査結果をまとめました。年代別では20代は恋愛、30代は健康、40代は終活・親との関係への関心が高いことが分かりました。

調査は2025年12月3日にインターネットで実施し、20代・30代・40代それぞれ200人から回答を得ました。「語り合いたいテーマ」で20代は「恋愛・パートナーシップ」が35.3%と突出し、「結婚・離婚など人生の節目」25.9%が続きました。一方30代では「健康・体調・メンタル」が36.8%と20代より7.4ポイント上昇し、「妊娠・出産・子育て」29.9%、「仕事・キャリアの悩み」27.6%が拮抗。40代では「健康・体調・メンタル」が47.9%と約半数に達し、「終活・親との関係」が29.6%と20代(17.6%)の約1.7倍に増えました。

人生や生き方について「誰かと話したい」と感じたことが「ある」と答えた人は40.5%に上り、話すことで「スッキリした」35.4%、「共感してもらえて嬉しかった」33.3%など、肯定的な変化が多く挙がりました。語り相手は「友人」が53.5%で最多、「家族」が38.3%と続き、「SNSやオンラインコミュニティ」は8.2%にとどまり、深い悩みは対面で共有したい傾向がうかがえます。

今回の結果から、女性が抱える悩みはライフステージで変化しつつも、お金への不安と「誰かと語り合いたい」欲求は共通している実態が見えてきます。動画配信サービス各社は、こうしたニーズを踏まえ、共感や本音の対話を軸にした番組作りやコミュニティ形成をさらに模索していくとみられます。source: PR TIMES

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