KPMGジャパンは12月12日、企業のダイバーシティ&インクルージョン(D&I)施策を100項目で評価する「D&I Award 2025」で、最上位区分の「ベストワークプレイス」に4年連続で認定されたと明らかにしました。評価はジェンダー、LGBTQ+、障害、多文化共生、育児・介護の各分野の具体策を含む採点に基づきます。ベストワークプレイスは「ビギナー」「スタンダード」「アドバンス」に続く最上位で、企業文化の浸透や社員が推進の担い手として活動し、事業や組織運営に理念が反映され社外にも波及している水準が目安とされます。同社は、Inclusionを「Belonging(自分の居場所はここにある)」と捉え、DEIの順をIDEに置き換えて重視しています。取組例として、婚姻の平等に関するキャンペーン賛同、福利厚生での配偶者定義見直し、LGBTQ+や無意識の偏見に関する研修、女性活躍の外部団体参加、ブラインドサッカー支援、育児・介護の休暇制度や柔軟な働き方などを挙げました。今後もIDEの考え方を土台に、人材が能力を発揮しやすい環境整備が競争力にどうつながるかが焦点です。

source: PR TIMES

Share.