フジッコなどでつくる黒豆奉納実行委員会は2025年12月12日、上野東照宮(金色殿、東京都台東区)で令和七年の「黒豆奉納式」を実施し、今年収穫の丹波篠山産黒大豆「丹波黒」を奉納しました。参列は徳川宗家第19代当主の徳川家広氏、俳優の松平健氏ら。来年の豊作と関係者の無病息災を祈祷し、食育の一環として松平氏が鞘つき黒豆から豆を取り出す「黒豆鞘とり」も行いました。
同委員会は和食文化の継承を目的に2023年に発足し、江戸期に篠山藩から徳川将軍家へ献上された史実を踏まえ「黒豆奉納式」を復活させています。2025年は12月9日に丹波篠山市で出立式を行い、黒鞘由来の黒豆を道中の御守りとして携帯し、公共交通機関で2人が上野まで運搬しました。奉納後は都立上野高校生の俳句から「黒豆や 輝く希望 ひとつまみ」を松平氏が選出し披露。会場では黒豆つかみゲームの記録が24粒でした。今後は、体験型企画を通じて若年層に黒豆の食文化や栄養への理解を広げる取り組みが続く見通しです。
【イベント情報】
黒豆ふるまいイベント 2025年12月12日(金)~14日(日)13:00~16:00
会場 上野東照宮 神楽殿前
内容 黒豆フォトスポット/黒豆のふるまい/黒豆つかみゲーム
公式URL https://www.fujicco.co.jp/
source: PR TIMES
