日本精工(NSK)が開発した「食用油劣化抑制フィルター」が、12月11日の2025年“超”モノづくり部品大賞贈賞式で「日本力(にっぽんぶらんど)賞」を受賞しました。主催はモノづくり日本会議と日刊工業新聞社で、部品・素材の技術力を評価する賞です。フィルターは、軸受(ベアリング)の潤滑油を劣化させない技術を食用油向けに応用し、揚げ物調理などで油の劣化を抑える仕組みです。油の寿命延長により、食品の品質維持や廃油削減につながる点が狙いとされています。NSKは食品メーカーの協力を得て検証を進めてきたとし、今後は性能向上に加え、飲食・小売分野への適用拡大を目指すとしています。
【商品情報】
食用油劣化抑制フィルター(受賞対象)
関連リリース(量産開発完了、2025年9月29日)https://www.nsk.com/jp-ja/company/news/2025/awards-ceremony-filter/
source: PR TIMES
