静岡県立大学薬学部とピアズ子会社Qualiagramは、生成AIを用いた「薬剤師の医療面接におけるコミュニケーション教育プログラム」の開発・実証研究を2025年11月1日から開始し、期間は2027年10月31日までとした。実施場所は同学薬学部で、富士フイルムシステムサービスも参画する。狙いは、患者の生活背景を聴き取る医療面接(薬剤師が服薬指導前後に行う聞き取り)を実践的に反復できる学習環境の整備だ。研究では①教育用シナリオの制作、②生成AIのプロンプト(指示文)設計と回答の正確性・適切性の検証、③成果の報告書化と現場実装の検討を進める。QualiagramはAIロールプレイトレーニング「mimik AI」を提供し、静岡県立大学がシナリオ素案作成などを担う。人材不足が課題となる医療・薬学領域で、教育支援AIの有効性を体系的に検証し、他大学等への展開可否が焦点となる。

【商品情報】

mimik AI https://ai.peers.jp/mimik-aii

source: PR TIMES

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