ミニPCブランドMINISFORUMは12月10日、北京でAMDと共同の新製品体験会を開き、AIミニワークステーション「MS-S1 MAX」とAI NAS「N5 Pro」を公開しました。参加者は業界関係者・メディアなど40人超で、実機デモやクラスター構成による推論体験が行われました。
MS-S1 MAXはRyzen AI Max+ 395（16コア/32スレッド）とRadeon 8060S、最大50TOPSのNPUを搭載し、最大128GB LPDDR5xやデュアル10GbEに対応。単体で「Llama 3.2 109B」「DeepSeek-R1 70B」のローカル推論が可能とし、4台クラスタで6710億パラメータ級のDeepSeek推論にも触れました。大型GPUサーバー（5U RTX 5090構成）比で体積約65%、消費電力約80%、総コスト最大77%削減としています。
N5 ProはRyzen AI 9 HX PRO 370を中核に、最大144TBストレージと最大96GB ECCメモリをサポートし、独自OS「MinisCloud OS」でローカルAI活用をうたいます。両社は日本市場での展開強化も含め、AIハードウェア協業を深める考えです。
source: PR TIMES