TOPPANエッジとFaroStarは12月15日、林野火災での消防の初動対応を支援するため協業を始め、AI監視ドローンによる火災検知とSMS等の一斉通知を組み合わせた「林野火災検知・通知ソリューション」を同日提供開始しました。国内の林野火災は年間約1,300件とされ、延焼の速さや水源不足で迅速な状況把握が課題です。FaroStarのドローン「Grabee」が赤外線映像をAI解析して熱源位置を高精度に推定し、情報共有アプリ「FaroStarVision」に自動登録します。登録と同時にTOPPANエッジの「EngagePlus®」がAPI連携し、消防関係者へSMSやRCS準拠の「+メッセージ」で自動通知します。SMSは到達率・開封率が約80%という配信実績を根拠に、確実な伝達を狙います。両社は行政・自治体向けに展開し、2030年までに300件以上の採用を目標に、土砂災害や洪水などへの適用拡大も検討するとしています。
source: PR TIMES
