神奈川県茅ヶ崎市の環境事業センターで、老朽化した粗大ごみ処理設備の更新となる新処理施設が完成し、2025年12月7日に操業開始式と施設見学会が開かれました。式典には茅ヶ崎市の佐藤光市長、寒川町の木村俊雄町長ら関係者約40人が出席し、見学会には地域住民約60人が参加しました。

新施設は茅ヶ崎市と寒川町の不燃ごみ・粗大ごみを対象に、処理能力27t/5hで整備されました。設計・建設と運営を一体で担うDBO方式(Design, Build and Operate)を採用し、20年間の運営業務を行う計画です。資源化の向上を狙った最新技術を採用するほか、リチウムイオンバッテリーなど二次電池に起因する爆発・火災対策として、延焼防止システムを導入したとしています。

正式稼働は2026年4月を予定し、運営は特別目的会社「茅ヶ崎リサイクルマネジメント株式会社」が担います。今後は稼働初期の運転安定化と、安全対策の実効性が注目されます。

【関連情報】

メタウォーター「茅ヶ崎市環境事業センター粗大ごみ処理施設整備・運営事業を受注」(2023年10月12日)https://www.metawater.co.jp/news/2023/10/post-171.html

メタウォーター「安全祈願祭を開催」(2024年6月13日)https://www.metawater.co.jp/news/2024/06/post-194.html

source: PR TIMES

Share.