LINEリサーチの調査で、ふだんの外食ランチ(店内飲食・税込)を「高い」と感じ始める価格は「900円~1,200円未満」が3割台半ばで最多でした。調査は全国の15~69歳の男女3,152人を対象に、2025年11月4~5日に実施しています。
男女別でも最多は同価格帯で、男性は4割強、女性は2割台半ばと差が出ました。一方、「1,200円」を超えると全体の約半数が高いと感じる結果で、女性は1,200円以上の複数帯(~1,500円、~1,800円、1,800円以上)でも各2割前後と、男性より高めの価格帯を許容する傾向です。60代女性は「1,800円以上」から高いと感じる人が約3割で最も高く、40~60代男性では「900円未満」でも高いと感じる人が2割台半ばでした。
自由回答では、食べ放題や大盛り無料など「量」、高級食材や出汁など「質」、セット・特典、雰囲気、健康志向(高たんぱく低脂質・栄養成分表示)といった“価格以上の納得感”がポイントに挙がりました。外食側は1,200円前後を境に、量・質・体験のどこで価値を示すかがより重要になりそうです。
【調査情報】
調査対象 全国の15~69歳の男女
実施時期 2025年11月4日~11月5日
有効回収数 3,152サンプル
source: PR TIMES
