スマートキャンプが年末調整業務の実態を調べたところ、年末調整を「Excel・スプレッドシート」または「紙」で行う企業が49.9%にのぼりました。紙・Excel運用の担当者(631人)の47.5%は業務期間中に合計30時間以上を費やし、負担増が数値で示されました。

事前調査(年末調整に関わる2,439人)では、年末調整システムや労務管理システムの利用は39.0%にとどまり、アナログ運用がなお主流です。担当者が最も大変だと感じる作業は「記載内容のチェック・不備の差し戻し」(21.4%)で、「控除額などの手計算」(16.5%)や「従業員からの問い合わせ対応」(13.2%)も上位でした。

一方、システム導入は49.1%が検討したものの断念し、理由は「コストが高い、費用対効果が見えない」(32.2%)や「どのシステムが良いか分からない」(25.4%)が中心でした。来年以降は83.7%がクラウド導入(51.5%)またはアウトソーシング(32.2%)を希望しており、実務負荷の解消に向けて比較・選定支援や導入ハードル低減が課題になりそうです。

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source: PR TIMES

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