TACプロフェッションバンクが会計士・税理士、財務・経理担当者の就職・転職意識を調べたところ、転職先選びで最も重視されたのは「仕事内容」でした。調査は2025年8月に東京・大阪・名古屋の就職説明会参加者359人を対象に実施し、アンケート有効回答は303人です。希望年収は「301万~400万円」が最多で、在職者の現年収では「300万円以下」と「401万~500万円」が最多となりました。

参加理由は、複数の法人・事務所を比較し理解を深める目的が中心でした。印象に残った訪問先の理由では、業務内容や社風など「働く際の具体像」に魅力を感じた回答が多く、選考での要望でも「オフィス見学」や「配属先の上司・メンバーと直接話す機会」など職場環境の可視化が上位でした。一方、就職・転職活動での不安は「就職・転職先の選び方」が最多で、選択基準の整理支援が課題といえます。

今後は、仕事内容の具体化や職場の雰囲気が伝わる採用設計が、会計人材の獲得競争で一段と重要になりそうです。

【関連情報:調査掲載サイト】

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source: PR TIMES

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