D&Mカンパニーの連結投資資産残高は2025年11月、新規6社との取引開始を背景に前月末比2億1600万円増加しました。内訳は買取債権が7100万円、営業貸付金が1億4700万円それぞれ増えたとしています。

2026年5月期上半期では、独立行政法人福祉医療機構による物価高騰対応の融資が積極化した影響で、買取債権は8億4600万円増えた一方、投資資産残高合計の増加は6億9700万円にとどまりました。

同社は投資資産残高を、診療・介護報酬債権の買取を中心とするF&I(ファイナンス&インベストメント)サービスの拡大度合いを測る指標として位置付けています。同サービスは2025年5月期の連結売上高の50.1%を占め、売上総利益率は68.9%でした。

今後は、2025年12月は年末要因で伸びが限定的となる可能性がある一方、2026年1月以降は既存取引先の利用拡大と新規案件の実行により、残高が堅調に増える見通しです。ただし月次の増減は資金需要や審査・実行時期で変動するとしています。

source: PR TIMES

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