国内でデータセンターの大規模化・高密度化が進み、今後10年間でピーク需要電力が約7GW不足するとの予測が出ています。これに対応し、GoodWe Japanは系統用PCS(電力を系統に適合させる電力変換装置)と、CATL製蓄電池(国内正規代理店はVOLT販売)を組み合わせ、2034年までに最大5GW規模の系統用蓄電池ソリューションを提供できる体制を整えるとしています。

公開型の説明会は2025年12月16日、エッサム神田ホール2号館で開催され、記者・メディアに加えデータセンター事業者や施工会社、電力関連企業なども参加対象です。当日は5GW級ソリューションの技術的な優位性、導入メリット、市場動向、協業の可能性を説明し、基調講演や質疑応答も予定されています。電力需給ひっ迫が懸念される中、蓄電池を使ったピーク対応がデータセンター立地や増設計画に影響する可能性があり、導入事例や具体的な導入条件の提示が今後の焦点となりそうです。

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