株式会社DolphinAI(東京都新宿区)は12月16日、日本語学習者向けの「Japanese Pronunciation Assessment API」を提供開始し、ログイン不要の体験デモも公開しました。英語向けに展開してきた発音評価API「DolphinSOE」の日本語版で、同社は累計呼出し回数50億回、月間アクティブユーザー(MAU)300万人の実績を基に開発したとしています。評価は単語・フレーズ・文章の3段階です。単語は音素(発音の最小単位)レベルでスコア化し、脱落・誤読・余分な音の挿入を検出します。フレーズは最大60秒の発話を対象に、流暢さやポーズ(間)の取り方などを多角的に採点。文章は数分規模の長文に対応し、発音の一貫性や練習による改善度合いの可視化をうたいます。日本語特有の高低アクセントや母語にない音の習得が課題となる中、日本語学校、eラーニング、企業研修、JLPT対策などでの利用を見込みます。今後は教育現場や学習サービスへの組み込みが進むかが焦点です。

【体験デモ情報】

日本語AI発音評価デモ https://soe.dolphin-ai.jp/demo/japanese/paragraph-evaluation

英語AI発音評価デモ https://soe.dolphin-ai.jp/demo/

source: PR TIMES

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