シャープは12月16日、住宅用太陽光発電システムと住宅用クラウド蓄電池システムの新製品を発売します。太陽電池モジュール出力は従来機比約4%向上し、蓄電池は充電時間を約1.5時間短縮して約3時間で満充電にできるとしています。太陽光・蓄電池・HEMS(家庭のエネルギー管理)をAIで制御する「Eeeコネクト」対応機器を強化し、自家消費需要に対応します。太陽光は高効率大電流セルを採用し、スリムタイプも用意して屋根形状に合わせた搭載量を高めます。金属横葺き屋根で穴あけ不要の「DC横葺き工法」にも対応します。蓄電池側は入力電流範囲を拡大し、パワーコンディショナJH-59TF4の定格出力は5.9kW(従来比約7%増)となり、対応できる太陽光容量が広がります。停電時の放電電力も拡大し、2台設置で容量15.4kWhにもできます。今後は住宅の電力料金高騰や災害対策を背景に、太陽光と蓄電池のセット導入が一段と進む可能性があります。
source: PR TIMES
