脳卒中後の重度まひの回復を狙うLIFESCAPES(東京都港区)の治療用BMI(脳と機械をつなぐインターフェース)が、2025年12月12日付で厚生労働省の「先駆的医療機器」に指定された。厚労省一覧では「(R7先駆機)第2号」とされ、国内2例目に当たる。脳卒中は25歳以上の4人に1人が発症する可能性があるとされ、後遺症によりボタン掛けなど日常動作に支障が残る例も多い。世界の患者は累計2,570万人、日本でも継続的に医療を受ける患者が約189万人(2023年)と推計される。先駆的医療機器は画期性や重篤性などを条件に指定され、相談・審査での優先などにより実用化を早める仕組みだ。同社は有効性・安全性の検証を目的に、2026年4月から治験を始める予定で、日本での開発・承認を起点に国際展開も視野にパートナー連携を進めるとしている。
【イベント情報】
メディア向けラウンドテーブル 2026年1月開催予定(登壇:CEO牛場潤一氏、CSO林正彬氏)
source: PR TIMES
