脳や神経の多様性(ニューロダイバーシティ)を前提にした社会づくりをたたえる「第2回ニューロダイバーシティアワード」の受賞結果が、2025年11月3日の表彰式で発表されました。グランプリはNHK for Schoolの教育番組「でこぼこポン!」、準グランプリは知的障害のある作家のアートを軸に事業展開する「HERALBONY」が選ばれています。

同アワードは研究、教育、テクノロジー、アート、ソーシャルアクションなど幅広い領域の取り組みを対象にし、審査は「革新性」「社会受容性」「持続可能性」の3観点で行われました。利害関係の可能性がある審査員は当該審査に参加しない運用で中立性を担保したとしています。

このほか「ダストレスeyeチョーク」(日本理化学工業)、「認知症家族介護者の精神的負担を軽減するトレーニングシステム」(東京工業大学)、「The Autism friendly museum」(Melbourne Museum)がニューロダイバーシティ賞を受賞しました。今後は国内外の応募拡大とともに、各受賞事例が教育現場や公共施設、ケア領域へ波及するかが焦点です。

【関連情報(公式サイト)】

ニューロダイバーシティアワード https://neurodiversityawards.org/

ニューロダイバーシティプロジェクト https://neuro-diversity.world/

source: PR TIMES

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