パナソニック コネクトは、公的モバイルID認証サービス「VeriMe」を更新し、Windows OS向けSDKとWebブラウザ向けAPIを2025年度中に提供する方針を示しました。これにより、iPhoneのマイナンバーカードを使った本人確認を、小売のPOSシステムや行政窓口の業務システム、各社のWebサービスで利用しやすくします。
VeriMeは、iPhone上のマイナンバーカード機能を活用して本人確認を行う仕組みで、事業者側の導入負担を下げる狙いがあります。更新では、開発不要で使える標準アプリを2025年12月25日に提供開始予定とし、システム開発が難しい現場でも利用開始までのハードルを下げます。
対応環境の拡大で、店頭・窓口・オンラインの複数チャネルで本人確認手段を統一しやすくなり、確認業務の省力化が進む可能性があります。今後は、SDKやAPIの提供時期と連携先の広がりが、普及の鍵になりそうです。
【関連情報(サービス)】
公的モバイルID認証サービス「VeriMe」 https://connect.panasonic.com/jp-ja/products-services/verime/top
デジタル庁 iPhoneのマイナンバーカード https://services.digital.go.jp/mynumbercard-iphone/
source: PR TIMES
