2025年11月17日、太陽光発電設備の保守管理などを担うエネテクは東京都内の屋上設置型太陽光発電システムと蓄電池導入施設で、台湾の研究機関一行と情報交換会を行いました。協力は日本太陽光発電検査技術協会（J-PITA）で、施工技術と運用ノウハウを共有したとしています。
議題は、日本で多い台風や豪雨に備える防水・耐風設計、長期安定稼働を支えるO&M（運転・保守）体制、さらに日本卸電力取引所（JEPX）の価格などに連動して蓄電池を充放電する運用モデルでした。台湾側は太陽光増加に伴う需給バランスへの影響を質問し、日本側は出力制御（発電を一時的に抑える措置）の現状や調整力としての蓄電池活用事例を説明しました。
視察団は「屋根上太陽光の耐台風・防水設計」と「蓄電システムの運用戦略」が参考になったと評価。両者は知見を踏まえ、国内外での技術交流を継続し、再エネ導入と電力安定化の両立に向けた議論を深める見通しです。
【サービス情報】
太陽光発電所のトータルO&Mサービス「ソラパト」 https://solarpat.com/
source: PR TIMES