大和アセットマネジメントは2025年11月28日、第5回情報交流会を開催し、テーマに「高ROE実現に向けて 知財・イノベーション拡充と企業価値への反映」を掲げました。会は15時30分〜18時で、登壇は企業5社(東レ、旭化成、中外製薬、NEC、日本瓦斯)と有識者5社、聴講は企業17社と2省庁が参加しました。背景には、無形資産などの非財務要素を同社が「ミエナイチカラ®」と呼び、知財を企業価値と結びつく中核資本と位置付ける考えがあります。2022年公表の「知財・無形資産ガバナンスガイドライン」を受け、知財戦略説明会や統合報告書での開示が進む一方、投資家と企業の認識ギャップが残る点も論点としました。参加者からは、知財がビジネスモデルや資本政策に連動する事例、知財部門と研究部門が一体でイノベーションを生む事例が参考になったとの声が出ています。今後も同社は、企業間の知見共有を促す独自活動「リンゲージメント®」の一環として情報交流会を継続し、課題解決を通じた企業価値向上を後押しするとしています。

【関連情報】

交流会概要ページ https://www.daiwa-am.co.jp/company/stewardship/index.html

source: PR TIMES

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