ジグザグは12月16日、台湾・台北市に100%出資子会社「吉克查克股份有限公司(Zig-Zag Taiwan)」を設立すると決めました。資本金は50万台湾ドル(約250万円)で、設立予定日は2026年3月1日です。台湾市場でのマーケティング支援などを担い、越境ECの利用拡大を狙います。

同社は海外購入支援「WorldShopping」と、国内EC向け越境EC支援「WorldShoppingBIZ」を展開しています。台湾は越境EC市場が堅調に伸び、訪日観光客数もトップクラス水準として、日本商品との親和性が高い点を進出理由に挙げます。現地の消費者動向(インサイト)に基づく施策を機動的に実行し、認知拡大と流入最大化を図る方針です。

代表者(董事長)には松野亘氏が就く予定で、同社役員・従業員が取締役を兼任し、業務委託を受ける形を見込みます。子会社設立に伴い、2026年5月期通期決算から連結決算へ移行予定で、当期業績への影響は軽微としています。今後は台湾で得た知見を他地域展開に活用し、事業モデルの高度化を進める見通しです。

source: PR TIMES

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