国際交流基金パリ日本文化会館(パリ)で開催中の展覧会「高畑勲 今日のアニメーションのパイオニア—戦後からスタジオジブリまで」は、当初2026年1月24日終了予定だった会期を同年2月7日まで延長します。10月15日の開幕から6週間で来場者は約2万人(11月末時点)に達し、事前予約が完売する日が続いたことが理由です。

会場では制作ノートや絵コンテ、原画、セル画、映像を通じ、絵を描かない演出家として知られる高畑勲のリアリズム志向や表現手法をたどります。会期中はチケット7ユーロ(割引5ユーロ)で、土曜日の観覧枠は閉幕まで「ほぼ完売」という状況です。来場者の年齢層は25歳以下が40%以上を占め、親子連れも目立つとしています。

併催企画として、過去最大規模となる20タイトルの特集上映も実施し、うち3作品はフランス初上映です。主要紙や国営放送でも取り上げられており、延長により年明け以降も集客と日仏の文化交流機会の拡大が見込まれます。

【イベント情報】

展覧会名:高畑勲 今日のアニメーションのパイオニア—戦後からスタジオジブリまで

会期:2025年10月15日~2026年2月7日

会場:国際交流基金 パリ日本文化会館2階展示室

チケット:7ユーロ(各種割引5ユーロ)

公式情報:https://www.mcjp.fr/ja/la-mcjp/actualites/isao-takahata-pionnier-du-dessin-anime-de-l-apres-guerre-au-studio-ghibli-ja

source: PR TIMES

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