TMNとディーカレットDCPは2025年12月17日、円建てトークン化預金のデジタル通貨「DCJPY」を活用し、流通事業者向けの新たなサービス開発に向けた協業検討を始めた。狙いは、決済とデータ活用を組み合わせ、消費者の購買体験を広げることです。
TMNは流通・小売・サービス向けにキャッシュレス決済基盤を提供し、決済端末の接続は110万台超という。ディーカレットDCPはDCJPYと、価値のトークン化（ブロックチェーン等で資産や権利をデジタル化する仕組み）を支える「DCJPYネットワーク」を開発・提供している。両社は、TMNの決済・購買データ基盤と、ディーカレットDCPのトークン化預金口座やデジタルアセット基盤を連携させ、流通事業者向けサービスの具体化を検討する。
またTMNは、ディーカレットDCPが事務局を務める「デジタル通貨フォーラム」に2025年12月から参加し、決済分野の新たな仕組みづくりも進める。今後は検討の進捗に応じて情報を順次公開する見通しです。
source: PR TIMES