長野県松本市は、地域未来投資促進法の重点促進区域として民間開発を促す「アルウィン西側農地」(神林地区・今井地区)のうち、サンプロ アルウィン西側の農地約1万平方メートルを対象とする開発事業者に、物流事業のアルプスウェイを選定しました。松本市の公募は2025年8月29日に開始され、同社は12月11日に選定、同日市ホームページで公表されています。
同社は道路貨物運送業で、いわゆる「2024年問題」(働き方改革に伴う時間外労働の上限規制など)や生産年齢人口の減少、資源価格の高騰といった課題を背景に、労働生産性と付加価値の向上が経営課題だとしています。対象地は県中央部に位置し、首都圏・中京圏や県内各地へのアクセスに加え、中部縦貫自動車道の整備で岐阜県や北陸方面の利便性向上も見込まれる点を立地の強みとしました。
今後は松本市や関係機関と申請手続きを進め、事業計画に沿って物流施設を建設し、2029年(令和11年)の稼働開始を目指すとしています。
【関連情報】
松本市「アルウィン西側農地立地事業者募集・公表」https://www.city.matsumoto.nagano.jp/soshiki/75/155750.html
株式会社アルプスウェイ https://www.alway.co.jp/
source: PR TIMES
