同性婚の法制化を求める公益社団法人Marriage For All Japan(マリフォー)は12月2日、衆議院第一議員会館で院内集会「第8回マリフォー国会」を開きました。参加は国会議員本人54人、秘書41人の計95人で、全国の原告や弁護団、支援団体が結婚の平等を訴えました。

集会は「結婚で築ける安心と責任」をテーマに、当事者が医療同意や相続、子どもの法的地位などで「他人」と扱われる不利益を具体例とともに示しました。2019年に始まった「結婚の自由をすべての人に」訴訟では、高裁判決が6件出そろい、2025年11月28日の東京二次訴訟を除く5件で違憲判断が出たとされています。

会場では、超党派議員連盟「LGBTに関する課題を考える議員連盟」が同性婚を扱うワーキンググループ(WG)を発足したことも報告され、党派をまたいだ議論の場が動き出しました。今後は、最高裁判断の行方と並行して、WGでの論点整理が立法作業につながるかが焦点となります。

source: PR TIMES

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