酒類配送のカクヤスは札幌エリアへ新規進出し、飲食店向けの配送サービスを2026年3月から始めます。すすきの周辺と大通周辺を主な対象に、小型倉庫を2拠点(仮称:すすきのSS、札幌大通SS)同時に開設します。運営は、ひとまいるグループ(東証スタンダード、証券コード7686)傘下のカクヤスが担います。背景には、同社が首都圏・関西・九州で250超の配送拠点を展開してきた実績と、政令指定都市への拡大を掲げる中期計画「TRANSFORMATION PLAN 2028」(2025年5月公表)があります。札幌は道内最大の消費市場で、すすきのなど飲食需要が大きい点が進出判断の要因とされます。まずは飲食店向け配達から立ち上げ、順次「365日年中無休」「完全自社物流」「ビール1本から」「無料配達」などの特徴を一般客向けにも広げ、サービスエリアの拡大を狙います。会社側は当期業績への影響は軽微としつつ、計画施策の実行として企業価値向上につなげる方針です。
【計画資料】TRANSFORMATION PLAN 2028(2025年5月公表)https://ssl4.eir-parts.net/doc/7686/tdnet/2618154/00.pdf
source: PR TIMES