コンピュータビジョンやロボティクスを手がけるXsym(東京都港区、設立2024年)は12月17日、JR西日本グループの事業共創プロジェクト「ベルナル」に採択され、協業検討を進めるとした。災害・危機に備え、社会・国土を「見渡す」AI(視覚知能)の社会実装を目指す。

協業では、JR西日本グループが蓄積してきた安全・安心に関する知見と、Xsymの画像認識(コンピュータビジョン)やシミュレーション、ロボティクス技術を組み合わせ、実施テーマを協議の上で具体化する。テーマは「沿線の未来づくり」「ヒトと技術の共創」「変化への対応」「『リアルの価値』の再定義」「海外客への価値提供」などを掲げる。

同社は中長期的に、運輸に加え電力、生産工場、プラントなどで熟練者が担う遠隔監視を支える技術として展開し、経済安全保障への貢献も視野に入れる。具体テーマの確定と実証の進展が次の焦点となる。

【商品情報】

Xsym 公式サイト https://www.xsym.com/top

source: PR TIMES

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