南海電気鉄道は12月17日、社内外から新規事業アイデアを募る事業創出支援プログラム「beyond the Border 2026」の募集を始めました。募集は2026年1月21日12時までで、検証・開発段階では1案件あたり最大150万円を支援します。社外参加者は最終審査で採択されると南海電鉄の社員として事業推進に関わります。プログラムは最短約半年で事業化レベルまで磨き上げる設計で、駅や沿線、不動産、観光資源などグループの資産活用も想定します。背景には人口減少や移動需要の変化があり、鉄道の枠を超えた価値創出を狙います。2019年開始の取り組みで事業化実績を重ね、2021年に3事業、2025年に2事業が法人化したとしています。テーマは自由のほか、空間価値向上、モビリティ・物流効率化、デジタル都市体験、健康・ウェルビーイング、データ・AI活用の5領域を提示します。今後は2026年2～5月にステージ1、6～9月にステージ2、9～10月に最終審査を予定し、採択案件の事業化を加速させます。
【募集情報】
応募期間 2025年12月17日14:00～2026年1月21日12:00
オンライン説明会 2025年12月23日19:00（申込期限 同日9:00）
募集サイト https://startup-nankai.com/program/bb-outside/
説明会申込 https://forms.cloud.microsoft/r/FpSTbiGrRE
source: PR TIMES