モリタ宮田工業とモリタ環境テックは2026年1月、廃棄物処理施設向け危険検知システム「Flare eye(フレアアイ)」の販売を開始します。可視カメラ・赤外線カメラ・紫外線センサーの3情報を組み合わせ、炎を火災の初期段階で検知して警報を出し、人的被害や設備損傷、長期停止による事業継続(BCP)への影響低減を狙います。背景には、破損や衝撃で発火リスクがあるリチウムイオン電池が一般廃棄物に混入するケースが増え、関連火災の半数以上が廃棄物処理施設で発生している状況があります。異常検知時は映像を自動録画しループ再生でき、見逃し防止にもつなげます。価格は施設規模やレイアウトにより個別見積で、今後は検知システムと消火設備を組み合わせた高度な防災ソリューション開発も進める方針です。
source: PR TIMES
