着物を現代アートとして再構築する「ikasu」は12月6〜7日、伊勢丹マレーシア主催の招待制イベント「丹青会」で作品を展示・販売しました。会期中は、アーティストLena Okamotoが東京から100枚以上の厳選アンティーク着物生地を持ち込み、来場者が選んだ生地をその場で作品化するオーダーメイド対応も行いました。

丹青会は今回で4回目の開催とされ、アップサイクル(廃棄予定品の価値を高めて再活用する手法)で制作した作品群が来場者から評価を得たといいます。背景には、着用機会の減少や保管負担を理由に着物の廃棄が増えている現状があり、ikasuは「思い出」「伝統文化」を含む素材価値を残す方向で制作を続けています。作品は日本に加え20カ国以上の家庭やホテル、店舗で取り入れられているとしています。

今後は丹青会での反響を踏まえ、伊勢丹マレーシアの外商ルーム(特別顧客向け空間)での展示・販売を継続し、富裕層市場を含む海外展開を広げる見通しです。

【店舗情報】

伊勢丹マレーシア(ISETAN OF JAPAN SDN. BHD.)

SURIA KLCC KUALA LUMPUR CITY CENTRE, 50088, KUALA LUMPUR, MALAYSIA.

source: PR TIMES

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