Vlightupとユニファ・テックは、ステーブルコインなど暗号資産を用いた企業間決済の運用に対応する「エンタープライズウォレット・セキュアブース」の提供を始めました。24時間365日運用のモデルケースでは、深夜の出社・待機を最大約45%減らし、インシデント発生から復旧着手までを平均60分から15分程度へ短縮すると見込んでいます。
同製品は、Vlightupの位置情報認証GeoAuth(衛星測位で「その場所にある」ことを証明)と、位置情報連動の分散署名技術GeoMPC(複数分散で署名し不正移動を抑える)に、ユニファ・テックの防音・覗き見防止・入退室制御を備えたワークブースを組み合わせた物理×サイバー一体型の仕組みです。ブース内AIエッジカメラで「本人/単独」を確認できている間のみ署名を有効化する設計で、役員自宅やサテライト拠点を本社サーバ室相当の運用場所として扱うことを狙います。
背景には、暗号資産交換業者やステーブルコイン関連事業者で、システムリスク管理やBCPの強化が求められる一方、「サーバ室でしか操作できない」前提の運用が夜間対応負荷と人材リスクを高めている状況があります。今後は2026年1月に、ステーブルコインを扱う資金移動業者など向けの受注開始を予定し、先着5社で運用・統制の設計診断を無償提供するとしています。
【関連情報】
無料オファー「運用・統制 設計診断」申込期限:2026年3月31日
Vlightup「TRUSTAUTHY」https://trustauthy.jp/
ユニファ・テック https://www.unifa-tech.co.jp/
source: PR TIMES
