脱炭素とサステナブル化に取り組むスキー場ネットワーク「サステナブル・リゾート・アライアンス(SRA)」が3シーズン目を迎え、加盟が全国11都道府県46スキー場に拡大しました。発足時(2023年)の16スキー場から増え、2024-25シーズンには寄付付きリフト券「POWチケット」で延べ1,196人が計807,700円を寄付しました。
取り組みは電力の再エネ化が軸で、7スキー場が使用電力を再エネ100%へ切り替え、12スキー場でも段階導入が進行中です。小水力や太陽光など地域エネルギーの活用、省エネ機器更新、森林整備、フードロス削減、廃棄物削減、EV充電・シャトル運行など移動由来のCO2抑制も広がっています。気候変動で雪不足が深刻化するとの見立ての中、スキー場経営側の脱炭素と滑り手の支援を組み合わせたモデルとして注目されます。今後はPOWチケット導入スキー場の拡大や、再エネ・地域連携の深化が進む見通しです。
【関連情報】
SRA Webページ https://protectourwinters.jp/sustainableresort/
source: PR TIMES
