愛知県岡崎市の「三井アウトレットパーク 岡崎」で、JTOWERがインフラシェアリングを使い、4Gと5Gの通信環境を同時に整備した。施設は2025年11月4日開業で、アウトレット157店と公園型施設「OKAZAKI MARKET」23店の計180店で構成される。大型商業施設では屋内で電波が弱くなりやすく、来館者の通信品質が課題になりやすい。インフラシェアリングは携帯各社が個別に設置してきた設備を共用化する仕組みで、設備スペースや消費電力を抑えつつ、資材や工事回数も削減できるため、運用コストと環境負荷の低減につながる。JTOWERの屋内インフラシェアリング導入済み物件数は739件(2025年9月時点、4G/5G含む)としており、同社は商業施設や病院、行政施設などへ展開を広げている。今後は、集客施設の増加と5G活用の進展に伴い、共用設備を前提とした通信整備の採用が拡大する可能性がある。

【施設情報】

三井アウトレットパーク 岡崎 公式HP https://mitsui-shopping-park.com/mop/okazaki/

source: PR TIMES

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