SaaSのセキュリティ評価2609件を集計した結果、スコア70点以上は72.6%に増えた一方、70点未満が27.4%残りました。MFA（多要素認証）は53.0%（前年差+4.5pt）まで進みましたが、復旧関連は伸び悩み、リストア（復旧）テストは50.2%（▲1.6pt）、実機を使った障害訓練は35.0%（▲0.9pt）でした。EOLや脆弱性情報の収集は82.5%（+7.5pt）、パッチ適用は87.7%（+5.5pt）と「防御」中心の改善が目立ちます。AIを利用・開発するSaaSは49.1%で、AI利用サービスのうち預託データを学習・チューニングに使う割合は19.9%（▲4.3pt）でした。サイバー攻撃や障害を前提に、利用企業はバックアップや復旧訓練などレジリエンス確認を強める局面です。
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source: PR TIMES