ブルーアール(名古屋市)とタジク(東京都渋谷区)は12月18日、共同事業「BluePrint Realize」を開始し、第一弾としてマンガ制作の「ネーム(構成案)」から「仕上げ(作画・背景・トーン処理)」までを生成AIで補助する実証実験を始めました。同日、事業の専用サイトも公開しています。両社は法人を新設せずプロジェクトベースで技術連携し、制作工程の速度向上と品質維持・向上の両立を検証します。背景には、従来工程が時間と労力を要する課題があり、AIが単純作業を支援することで、マンガ家が物語構築やキャラクター設計など創造的作業へ集中できる環境づくりを狙います。実験では、ラフなネームとAI補助後の仕上げ結果を比較するデモ画像も提示しました。今後は実験で得た知見をもとに、クリエイターと技術者の共創を拡大し、次世代エンタメの制作手法へ展開する方針です。

【事業情報】

BluePrint Realize https://bp-r.com/

source: PR TIMES

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