アニコムグループの動物病院「JARVISどうぶつ医療センター Tokyo」(東京都港区)は12月18日、遺伝性疾患や先天奇形などが疑われる保護犬・保護猫と飼い主を対象に、検査費・治療費の支援(減額)を行う「JARVIS Tokyo保護犬・保護猫プロジェクト」を始めました。受付はメールで事前問い合わせ制です。
背景には、遺伝性疾患や代謝異常などを抱える個体が流通に乗りにくく、保護団体に引き取られ譲渡機会が限られがちな現状があります。迎え入れ後も検査・治療の費用負担が重く、継続診療が必要なケースほど飼い主が孤立しやすいといいます。対象疾患例は先天性心疾患、骨・関節の異常などで、疾患や重症度に応じて内容と減額割合が変わり、完治を保証しないとしています。
今後は全国のブリーダーとの提携支援も予定し、先天性異常を持つ子犬・子猫や成育中に負傷した個体の治療にも広げ、救命と研究・支援の両面で体制づくりを進める方針です。
【施設情報】
JARVISどうぶつ医療センター Tokyo
東京都港区港南2-13-37
https://jarvis.anicom-med.co.jp/
問い合わせメール:jarvis.tokyo.contact@ani-com.com
source: PR TIMES
