リーガルテック(東京都港区)は12月18日、知財プラットフォーム「MyTokkyoAi」で、特許実務向けに調査の思考過程を可視化しつつ、検索・分析・提案書作成から特許出願文書ドラフトまでをAIが自律実行する「ディープエージェント方式」機能を実装するとした。既存ユーザーは12月24日朝から追加料金なしで利用でき、料金は月額2万円(税別)。2026年4月に月額3.5万円(税別)へ改定予定。

機能は①意味ベースで関連特許を探す「Deep Search」②抽出特許を構造化して差異や競合位置を示す「Deep Analysis」③出願方針案や社内説明用ドラフトを作る「Deep Proposal」で構成。調査結果だけでなく検索式や分析過程も提示し、説明可能性・検証可能性を高めたという。

同社は「特許明細書ドラフト自動作成機能と特許調査機能を持つ生成AIエージェント搭載SaaS型知財支援プラットフォーム」として国内初をうたい、当社調査では国内20社比較(2025年12月23日時点)としている。今後はAI活用を補助から思考パートナーへ広げ、研究開発や投資判断を支えるインフラ化を目指す。

source: PR TIMES

Share.