福井県敦賀市の敦賀市役所で12月14日、海洋教育プログラム「ざわザワ高校~海の未来をつなぐ哲学~」第8回授業が開かれ、高校生6人が米澤光治市長(通称ヨネリン)と「海」と「未来」をテーマに哲学対話を行いました。進行は堀潤さん、哲学講師は岩内章太郎さんで、参加者は計9人です。前半は「調べれば分かる問いではなく、考え続けられる問いを立てる」手法を確認し、市長への問いを検討。最終的に「市長にとっての海とは」を選びました。市長は敦賀の海を「世界を感じさせる場所」とし、豊かさは物質・精神の両面があり指標化が難しいと説明しました。後半は市長から「地球温暖化など50年後のために行動する責任はあるか」と問いかけ、生徒は「今できることを積み上げる」「技術進歩を見込む」など意見を提示。市長は不確実性の中で判断し続ける姿勢と、失敗を許容する合意の重要性を述べました。内容は2026年2月28日に福井テレビで放送予定で、対話型授業の継続が見込まれます。
【放送情報】
番組名:ざわザワ高校 ~海の未来を変える哲学~#8
放送:福井テレビ 2026年2月28日(土)10:55~11:25(予定)
配信:TVer https://tver.jp/
source: PR TIMES
