ティアックのTASCAMは12月18日、32ビットフロート対応の4chフィールドレコーダー/ミキサー/タイムコードジェネレーター「FR-AV4」向けに、ファームウェアV1.10(無償)を公開し、高度なオートミキサー機能を追加しました。会議やイベント、パネル討論など複数マイク収録での運用を想定しています。新機能は「ゲインシェアリング方式」で、使用中のマイクを優先しつつ未使用チャンネルを減衰させ、環境ノイズ低減やハウリング抑制に寄与するとしています。最大4チャンネルに対応し、チャンネルごとのオン/オフ、ウェイト調整、ユーザープリセット保存が可能です。設定は本体に加え、アプリ「TASCAM RECORDER CONNECT」でも操作でき、リモート利用には同アプリV1.3.0以降と別売Bluetoothアダプター「AK-BT2」が必要です。48kHzサンプリングレートで動作します。今後、映像制作や企業AV運用などで、少人数でも安定したミックスを得たい現場で採用拡大が見込まれます。

【商品情報】

FR-AV4(参考価格162,800円、発売中)

FR-AV4 ファームウェアV1.10(無償、2025年12月18日公開)

https://tascam.jp/jp/product/fr-av4/support

source: PR TIMES

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