JAC環境動物保護財団は2025年度の助成金2次募集で、全国84団体の応募から38団体を採択し、総額3,802万円を助成しました。1次募集分と合わせ、2025年度は計147団体に総額1億7,004万円の支援となります。助成対象は「希少な野生動物の保全」と「動物福祉(動物が受ける苦痛を減らし、適切な飼養環境を整える考え方)」の向上に取り組む団体です。2次募集の分野別件数は、野生動物8件、伴侶動物・家庭動物18件、動物園・水族館0件、家畜・産業動物4件、馬8件でした。募集期間は2025年8月15日〜9月30日で、助成期間は2026年1月1日〜12月31日です。財団は支援が集まりにくいとされる家畜・産業動物や馬の分野も対象に含め、平飼い採卵鶏の設備導入や放牧養豚の環境改善、引退馬の養老牧場の整備などの取り組みを後押しするとしています。今後は助成先の活動進展により、国内の動物保護と自然環境保全への意識向上につながるかが焦点です。

【募集情報】

募集期間:2025年8月15日~9月30日

助成期間:2026年1月1日~2026年12月31日

公式サイト:https://jac-foundation.org/

source: PR TIMES

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