Lean Mobility株式会社は開発中の都市型小型EV「Lean3」のビークルOSに、ベクターの車載ソフト「MICROSAR Classic」を採用した。採用対象は車体の姿勢制御など車両制御系の基盤で、AUTOSAR Classic準拠、国内外での導入実績、設定(コンフィギュレーション)の容易さが決め手となり、開発・検証作業の効率化につながっているという。MICROSAR Classicは車載ECU向けの標準ソフトウェア基盤で、車両機能を部品化して再利用しやすくする仕組み(AUTOSAR)に沿って実装できる点が特徴。ベクター・ジャパンは今回、導入事例を公開し、E-モビリティやVehicle OS領域でのツール/組み込みコンポーネント提供を強化する構えだ。今後は、標準化基盤の採用が量産準備や機能追加のスピードにどう波及するかが焦点となる。
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