税理士・公認会計士で構成するＴＫＣ全国会と日本政策金融公庫が9月1日に始めた提携融資スキーム「ＴＫＣファストリンク」は、12月15日時点で融資決定件数が500件を超えました。申込みから融資決定までの期間は5営業日以内としています。ＴＫＣ会員が作成・提供する決算書や月次試算表など、信頼性の高い財務情報を金融機関側が活用できる点が特徴です。背景には、中小企業・小規模事業者の資金繰りで「必要な時に早く届く資金」が重要性を増していることがあります。ＴＫＣ全国会によると、ＴＫＣモニタリング情報サービス（MIS）利用先の貸付データ分析では、ＴＫＣ会員から紹介された企業の信用リスクが低い傾向も示されたといいます。今後は、金融機関との連携拡大やデジタルでの財務データ開示が進むことで、審査の迅速化と資金供給の安定化がどこまで広がるかが焦点になります。
【サービス情報】
ＴＫＣモニタリング情報サービス（ＭＩＳ） https://www.tkc.jp/fx/bank/
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source: PR TIMES