ORENDA WORLD（東京都港区）は2025年12月19日、社内データを外部クラウドに送信せずにAI機能を使えるオンプレミス型AIナレッジ基盤「みえタス」の提供を開始しました。会議録音から文字起こし・要約・ToDo抽出まで自動化し、蓄積した議事録や文書をAIチャットで横断検索できるとしています。
同社はDX推進の一方で、機密情報のクラウド利用への懸念、リモートワーク下の議事録作成負担、情報の属人化が課題になっている点を背景に挙げます。みえタスはダッシュボードでナレッジ蓄積状況やAI利用状況を可視化し、プロジェクト単位で議事録・ファイルを一元管理、更新履歴（誰が・いつ）も追える設計です。アクセス権限を細かく設定でき、機密ファイル共有にも対応します。
独自のローカルLLM（社内環境で動く大規模言語モデル）とローカル音声認識により「クラウド送信ゼロ」をうたい、セキュリティ要件に応じた2プランを用意します。今後は機密データを扱う業界を中心に、オンプレAIの実運用ニーズがどこまで広がるかが焦点になります。
【商品情報】
みえタス サービスサイト
source: PR TIMES