日本民営鉄道協会は、2025年10月1日〜11月30日にWEBアンケートを実施し、駅と電車内の迷惑行為ランキングをまとめました。回答は5,202人で、総合1位は昨年度に続き「周囲に配慮せず咳やくしゃみをする」でした。

総合では2位「座席の座り方(詰めない・足を伸ばす等)」、3位「騒々しい会話・はしゃぎまわり」が前年同様に上位となりました。今年度新設の「扉付近での滞留」は4位に入り、混雑時の乗降の妨げが停車時間増加や遅延につながる点が背景にあります。5位は「スマートフォン等の使い方(歩きスマホ・混雑時の操作等)」で、昨年度9位から順位を上げました。

訪日外国人旅行者に関する設問では、回答者の77.1%(4,012人)が迷惑と感じた経験があると回答し、1位は「騒々しい会話・はしゃぎまわり」(69.1%)でした。鉄道各社は、混雑局面での行動や健康不安に直結する行為への周知を強め、円滑な乗降と安全確保につなげることが求められます。

【調査情報】

調査期間:2025年10月1日〜11月30日

調査方法:WEBアンケート(複数選択式、回答は最大3つ)

回答総数:5,202人

source: PR TIMES

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