マルワ電化(岡山市)は12月19日、発行額30百万円・期間3年の無担保社債を発行し、中国銀行が引き受けました。手数料の一部は、同社と同行の連名で女子バレーボールクラブ「岡山シーガルズ」へ寄附されます。資金使途は運転資金で、償還は満期一括です。私募債は適格機関投資家限定で、銀行保証付きの仕組みを用います。
この私募債は、企業の発行手数料の一部を地域のスポーツクラブなどへ回すことでSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を狙う「地域応援型」の枠組みです。マルワ電化は機械器具小売業を営み、売上高は344百万円(2025年9月期)で、家電販売を起点に住まいの困りごと対応から新築・リフォームまで扱うとしています。
金融機関による地域スポーツ支援の手法として、寄附を組み込んだ資金調達の活用が今後も広がるかが焦点になりそうです。
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中国銀行 公式サイト https://www.chugin.co.jp/
source: PR TIMES
