データケミカルは2025年12月22日、材料開発向けAI・機械学習クラウド「Datachemical LAB」に生成AIを活用した「AI自動解析機能」と「チャットボット機能」を追加し、同日提供を始めます。2022年のサービス開始以来の導入は約70社で、現場技術者がデータサイエンティスト不在でも高度解析を進めやすくする狙いです。AI自動解析は可視化、予測モデル最適化、次の実験条件探索までを自動実行し、解析結果の解釈やアクション案をレポートとして出力します。専門領域で問題となりやすいハルシネーション(誤った推論)対策として、独自データベースとルールベースの回答を生成AIに組み合わせ、根拠を示した回答を目指します。セキュリティ面では、解析後にデータをクラウド上に残さない設計に加え、特徴量名を自動マスキングして生成AIへ入力し、出力後に復元する仕組みを採用し、関連特許を出願済みです。チャットボットはサポートサイトや技術資料を参照し、参照元も表示します。今後は自動化と操作性をさらに高め、材料開発の意思決定を加速させるとしています。
【サービス情報】
Datachemical LAB サービスサイト https://www.datachemicallab.com/
会社サイト https://www.datachemical.com/
source: PR TIMES
