新明和工業とレシップは12月22日、塵芥車(ごみ収集車)向けの廃棄物収集業務効率化システム「G-SUPPORT」の販売を始めました。車載通信機器を搭載し、位置情報や稼働状況、積載状態などを取得して運行を見える化し、2030年までに累計5,000台の導入を目指します。

同システムはレシップの車載通信機器「LIVU」とクラウドを常時接続し、熟練者のノウハウを反映したルート案内、規制や道路幅を考慮した安全走行支援、応援要請時の自動リルート、日報の電子入力・自動作成などを提供します。管理者側は車両の位置・進捗や積載目安をリアルタイム監視でき、メッセージ送信で電話連絡を減らし安全性向上につなげます。

背景には、廃棄物収集現場での人手不足・高齢化と、紙地図や手書き日報など属人的運用の残存があります。両社は実稼働車で実証を行い、積載量や架装装置の稼働データ取得などを検証しました。今後は廃棄物処理法に基づく電子マニフェストとの連携など機能追加を進める方針です。

【商品情報】

G-SUPPORT(ジー・サポート)販売開始日:2025年12月22日

紹介動画:https://youtu.be/fFc4sMzGtKg

新明和工業 特設:https://www.shinmaywa.co.jp/truck/gsystem/

レシップ 特設:https://www.lecip.co.jp/lecip/products/autom/jinkaisya/index.html

source: PR TIMES

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