東京国立博物館(東京都台東区)の「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VR作品『洛中洛外図屛風 舟木本』を2026年1月1日から3月29日まで上演し、同日で施設運営を終了します。シアターは2007年からの共同プロジェクトで、2025年12月までの累計来場者は約50万人です。最終演目は国宝「洛中洛外図屛風(舟木本)」を題材に、約400年前の京都の風景や暮らしを高精細VRで可視化します。人物など数センチで描かれた細部を300インチ相当に拡大し、「食」などの視点で読み解く構成で、所要時間は約35分、各回定員90人です。鑑賞料は高校生以上600円、小中学生300円で、1月1〜3日は鑑賞者にステッカーを1人1枚配布します。今後はVRコンテンツやアーカイブデータ、複製品などの成果物を活用し、国内外へ日本美術の発信を進めるとしています。

【イベント情報】

会場 東京国立博物館 東洋館地下1階 TNM & TOPPAN ミュージアムシアター(東京都台東区)

期間 2026年1月1日~3月29日

上演 平日12:00~16:00(各時00分)/土日祝11:00~16:00(各時00分)※1月1日は14:00回から、1月2日は11:00回から

料金 高校生以上600円、小中学生300円(未就学児無料)

公式 https://www.toppan-vr.jp/mt/

source: PR TIMES

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